おじさまと猫ドラマ化おめでとうございますーー!!!な表紙のガンガン1月号、無事にゲットしました。
無能なナナのセンターカラー、凄くかっこ良い……!
アニメが佳境に入る最中(ミチルの例のシーン絶対泣く…)原作では、ナナの心情関係無くどんどん新しい動きがはじまっていますね。
タイトル通り、モエに関しては不安一辺倒になっていき、鶴岡やナナオサイドは相変わらず不穏で、すぐに死にそうだな感満載だった新キャラもそうでないようで……
本ページでは、56話の内容および、感想を語っております。
ネタバレ厳禁な方はご注意ください。
↓前回(55話)の感想記事はこちら↓
Contents
無能なナナ 56話のストーリー
3ポイントでまとめてみた56話の展開
- 鶴岡から祖母・サチヨの凶報を聞かされ、帰省を命令されるモエ。
ナナへの恩義と情があるモエは躊躇するが、最終的に従う方を選んでしまう。 - サチヨへの感情を曝露する鶴岡と、それに対して「いい趣味だな」と返すナナオ。
二人の会話から、相馬を新リーダーになるよう手を回していたことが発覚する。 - ナナに事情を話し、祖母の元へ向かうモエだが途中で相馬が殺人(?)をしてる場面にでくわしてしまう。被害者は……
【補足】モエの変化に心打たれたと思ったら、絶望のはじまりが再来してきた件
モエはナナや橘との約束を守るべく、ナナ側にいる旨を主張するものの、最愛の祖母・サチヨの件から目を背くことはできず、鶴岡の言う通り帰省することに。
鶴岡はサチヨとは、長い付き合いであり「サチヨがおれを善人と信じたまま死ぬ様を見たい」理由で、彼女に善意を持って接していたとナナオに話す。
また、55話でナナを新リーダーから引きずり落とした相馬は、その前にナナオと接触していた。
(それまでは、町で犯罪を複数起こしていた)
最初こそ、ナナオは能力を使って相馬を操る予定だったが『相馬が根っからの悪』なのを察し、言葉のみで解決したと鶴岡に話す。
ナナに事のあらましを説明し、すぐに帰ると約束するモエ。
その後、モエは電車に乗ろうと向かう最中、殺人現場を目撃。
逃げるモエを見て笑みを浮かべる犯人(?)の相馬。
彼の台詞を見る限り、被害者は彼と因縁のある西条らしいが…?
【感想】モエの祖母、●●な可能性…!? 相馬の狡猾どクズっぷりが楽しみ要素になってきた
先月、相馬のデスゲームだったら真っ先に死ぬ性格から、来月で即死にそう…と雑な予想していましたが、西条……お前が……死ぬのか……?
君、前回が初登場だったじゃん…と思ったけど、リュウジみたいに後々、情報が分かるタイプの被害者キャラになるかもしれませんね。
そもそも、本当に西条が死んだのか分からないし、あの殺人現場自体がどういう経緯で発生したのかも不明瞭なので、西条関係は、次回までお預けかな。
(流石に、ただ相馬をクズにさせるために、西条殺させましたではないと思う)
モエの祖母・サチヨは、鶴岡が用意した偽物のモエ祖母(本物は既に死んでるか鶴岡が殺したか人質扱いされてる)だと思っていたのですが、本当にモエの祖母だった可能性が濃厚になってきましたね。
これについては、自分もですが騙された読者が多そう。
そして、鶴岡のサチヨへの感情は
『自分の本心を知らずに死ぬサチヨを見て悦りたい』
『鶴岡なりにサチヨに対しては特別な情がある(急にはじまる鶴岡の片想いラブコメ…)』
『モエの件も含め、最終的に悪を堪能できるから(モエ両親を殺してる可能性も?)』
など、色々な説が頭に浮かんできて、これからが非常に楽しみです。
ただ、ナナも後半で言ってましたが、サチヨはナナに会った時には元気そうだったのが気になるんですよね。
鶴岡が手を回して容体が悪くなるよう仕組んだ説もありそう。
今話で一番ビックリしたのは、モエが鶴岡に対して「自分はナナの味方だ」と言い切ったところでした。
コハルの時は速攻で裏切ったので、正直私は信頼してなかったし、次も手のひら返す(もしくは祖母関係で返さざるを得なくなる)と思ったので。
彼女の中でも色々変化が起こっているのかな…と思った矢先のアレですよ。
流石、無能なナナ。
相馬は、どクズ野郎属性と自身の能力にうぬぼれてない(結局、能力があっても、個である自分は人間という集団には勝てない。だから、それを分かっていない他の能力者を見下している)面や、鶴岡やナナオにあえて利用される言動が面白く、他キャラクターにない魅力を醸し出しているなと感じました。
たった2話で読者のヘイトをこれでもかというくらい集めた上に、これからの行動が気になるキャラクター凄くないですか?最後は苦しんで退場して欲しいですが、個人的には鶴岡同様、悪人ポジとしてお気に入りです。
まだ、相馬の能力自体不明ですが、実は能力が全然大したことなくて、暴力で解決してるタイプなのか、暴の力を強める能力もしくは、相手を乗っ取ることに特化した物なのか…こちらも今後に期待。
あと、ナナオが相馬を通してクラスメイトを思い出した際に「能力者は悪人ばかり」と呟くシーン、やっぱり父親を殺した罪悪感・後悔に対する自己防衛(悪いのは能力だ!みたいなやつ)なのかなと感じました。
そういえば、カラーページにかっこいいキョウヤがいましたが、今回、1コマも出て来なかったですね……悲しみ。来月に活躍すると期待しております!
サチヨが本物っぽい可能性が高くなったり、鶴岡の心情が少し触れられたり、相馬がただの小物ではない面が描かれていたりと、良い意味で意表を突つかれた回でした。
モエの死亡フラグが2000本くらい立ったように感じたのは私だけ……だと思いたい…
あと、西条はこれで出番終わりだなんて信じてないからな!!!!