オタク活動

【同人・創作】貰って嬉しい感想、いらない感想…差が付くポイントを考えてみた

「作品見ました!!!」
「あなたの描く●●が大好きです」
「おかげでA×Bの扉を開きました」

創作・同人経験のある方なら分かる、感想のありがたさ。

いただいた日には、調子が乗って新作を即作ってしまったり、何度もその感想を見てはにやけた経験は多くの方がしているかと思います。

私も、過去にいただいた感想(メッセージ)は大事に保管し、時折見てはニヤニヤとしております。
ジャンル問わず、くださった方々には、感謝してもしきれません。

そんな、プラスにしかならない感想ですが、内容によってはトラウマレベルのダメージを負わせてしまうこともあります。

今回は自分の実体験を交えて
『貰って嬉しい感想』
『いらない・むしろ何故送ったし…な嬉しくない感想』
どこで差が出るのかをまとめてみました。

更に、感想を送る際に疑問になりがちなテーマを余談として一緒に組み込んでおります。

これから、推し作家さんに感想を送る予定な方へのささやかな応援になっていれば幸いです。



嬉しい感想・辛い感想を実体験を元に分析してみた

嬉しい感想とは?

相手(作品を作った方)が貰って嬉しい条件は物凄くシンプルです。

  • 好きという気持ちが添えられている(大事)
  • どこに萌えたかが、具体的に書いてある
    例:「AがBに●●するシーンが好き」「Bの表情に萌えました」

作品が好きという言葉+どこが良かったか
これだけで、ありがたいの極みです。

短くても全然問題ありません。
いただいた文章で何年も生きられます。

もし、シリーズ物に感想を送る場合、過去作品とのリンク性(あの伏線はこれだったんですね!的な)などに触れると更に喜ばれるかもしれません。

また、今まで好きでなかったキャラ・カップリングが作品を通じて萌えた場合ですが、ストレートに書かず「あなたの作品を通じて好きになりました」のような、オブラート系にすると、相手にもやもやを抱かせないのでオススメです。
(嬉しいけれど、やっぱり推しを嫌いと言われるのは少し辛い)

辛い(嬉しくない・いらない)感想とは?

逆に相手の気持ちを曇らせる条件は意外と多めだったりします。

  • 自分語りが多すぎる
    →あくまで感想を送る前提で文章を打ちましょう
  • ぶっちゃけ、読んでないって分かる内容
  • 「よかったです」のみ
    →できれば、どこが良かったかは書いた方がいいかも
  • 上から目線な文章
  • クレーム、お気持ち表明と化してるやつ
    →解釈違い創作は、見なかったことにするのがGood
  • 他の人を下げて相手を上げるやつ
    →萌える気持ちは分かるけど、誰も幸せにならない

私はA×Bの作品で登場してもないキャラ・Cが最高だったと言う感想や、終始ほのぼの作品なのに、悲しいお話でした的な感想を貰って真顔になった経験があります。
(前者に関しては、自作のA×B作品にCがよく出ていたので、今回も出てるだろ!と思って書いたんでしょうね…)

SNSの普及で、興味ないけど感想送らないと…な義務を元に『絶対に読んでないだろ』と察せる感想を送って交流した気持ちになってる方を見かけますが、これ、本当に心が抉られるのでやめて欲しい。

商業コミックでは、内容をより良くするため、キツめ・辛辣な感想も欲しいと思う作家さんはいらしゃるものの、同人や二次創作は『好き』をベースにしているので、相手が求めていない限り、批判は入れない方が吉です。

また、シリーズ系の場合、今後についてを物凄く詳細に予想して語ると、相手の構成と被ってしまった場合、執筆を苦しめてしまう時があるので、考察系は、軽くの方が良いかもしれません。

万が一、気に入らない作品にあたってしまった(もしくはシリーズ物が途中から迷走してしまった・解釈違いだった)場合は見なかったことにするか、だれにも見られないところで愚痴ってスッキリしましょう。

文句を言っても一時的なスッキリしかないですし、最悪の場合、相手が筆を折ってしまう可能性がありますので。

 

余談ですが、Twitterの一部界隈では、漫画やアニメ、ニュース映像の画像を勝手に貼り付ける無断転載スタンプが流行っています。
(LINEスタンプのノリで無断転載画像を貼ってるやつ)

こちらは、面白いと思っているのは当人だけで、物凄く受けが悪い上に、作品の公開主さんの印象を悪くしてしまう(この人のファンは変な人がいる)ことが。

例え語彙力が低くても、感想はご自身の言葉で伝える方が数億倍励みになります。



[余談1]感想に文章量は必要なのか?

管理人
管理人
想いがあれば文字数は全く関係ありません。

せっかく送るのだから、ある程度、文章量がないと失礼では?とお悩みの方がいるかもしれませんが、全然気にしなくて良いと思います。

オシャレな文章でなくても、短くても、作品への熱が籠っていれば、問題ありませんし、相手への糧になります。

ただ、長すぎる感想を嫌がる人は一定数いるようです。
(私はむしろ嬉しい&ありがたいですが)

因みに、相当前、ある作品に対して、約2,000文字の感想を送った経験があるのですが、Twitterで間接的に気味悪いとディスられたことがありました。

逆に、自分が感想を送った文字数の2倍以上の文章量でご返信をいただいたこともあります。

こちらに関しては相手次第かもしれません。

ある程度、読みやすさを酷慮する必要はあるかもですが、伝えたい気持ちは練り込めるだけ練り込んだ方がお互い幸せになるかと思います。
(長くなってしまった場合、萌えた部分を箇条書きにすると読みやすくなるかも)

しつこくて恐縮ですが、長いから良い・短いからダメというわけではありません。
大切なのは内容です。

文字カウンターを使うよりも、内容を見なおす方がずっと実になると思います。

[余談2]相手からの返信は無い前提で送ると楽

感想に対して返信をする・しないの判断は、相手によって様々です。
(人によっては、日記やSNS経由でお礼を言うスタイルもあり)
(プロの方はあまりにも量が多くメッセージが来るため、体力的に返せないパターンもあります)

絶対に返信が来ると期待していると、「なんで反応してくれないの?」というヘイトが自然と溜まり、メンタルに大変よろしくありません。

せっかく送ってやったのに…
お前が感想欲しいって言ってるからわざわざ書いてやったのに…

となるなら、むしろ送らない方が良いと思います。
逆ギレ系ヤンデレが許されるのは二次元だけです。

管理人
管理人
感想はあくまで、一方的なラブレターだと思って出しましょう!

因みに、たまにいるパターンですが、有名な人にだけ律儀に返信する&他の人に見えるところでそれをする(恐らく、大手さんに感想貰える私を見て!な思考)な方もいます。

お前は試験管の中で生まれたのか!!心は無いのか!!と言いたくなるやつ。
悲しいけれど、存在します。

万が一、そんな方だと感想を送った後に知ってしまった場合、事故にあったと思って忘れましょう。

私の好きだった●●さんは幻だった。いいね?
(相手への怒りを積もらせると、アンチに進化し時には暴走行動に至ってしまいます。そのエネルギーは、他のことに使いましょう的な意味です)



[余談3]過去の作品への感想はあり?

pixivやブログの過去記事、サイトを見ていたら偶然に発見した、過去作品。
既に描き手さんはジャンル移動している……
今更、感想を送ったら失礼ではないか?

管理人
管理人
答えは、高確率で大丈夫です。

例え、昔の作品とはいえ、萌えや時間を使って作り上げた物には変わりありません。
私が貰ったらめちゃくちゃ嬉しいです。
(むしろ、今よりも拙い作品に対してコメントをいただけるなんて神すぎて…!!!!)

高確率で…と曖昧な書き方をしたのは、一部、そんなありがたい感想に対して今更かよ…となる人が存在するから故です。

また、対象作品の元であるジャンルに居た頃、嫌な思いをして触れられたくないパターンも存在します。
(だったら作品消せば良いのにね…と個人的には感じておりますが)

せっかく勇気を出して感想を送ったのにSNSなどで間接的にキレ散らかされたら、心も傷つきますし、なんとなくその作品に触れたくなくなると、デメリットが物凄く多いです。

ですので、念のために、感想を送る相手のSNSの呟きやブログの内容を見て判断するのを推奨します。
(私が過去にあるサイト主さんに感想送ったら、日記で嫌味言われたのがこっそりトラウマなのですが、その方の記事をよくよく見直したら、感想送った作品のジャンルで嫌な思いをしてジャンル変えしたのを知って後悔したことがあるからです)

やたら過去にいたジャンルに攻撃的(いわゆる、過去ジャンルクソ!今のジャンルは最高!な砂かけスタイル)だったり、面倒な感じに思えたら、気持ちは心に留めておきましょう。

【まとめ】感想は、心が(プラスの意味で)叫びたがってる時に送ろう

創作に対する感想は、相手への愛が基本であり、義理で送るものでもないし、擦り寄りの道具でもありません。

目にした作品に対して、「好き」と感じた時に行動を起こすものだと思います。

上の方では、ぐだぐだと語ってしまいましたが、感想は創作経験がある側としてはお世辞抜きで本当に嬉しいので、萌えた!と思ったら気軽に送る文化になって欲しいなと思っている人種です。
(中には、様々な事情により、感想不要の方もいらっしゃるので、その方に関しては、心の中でお礼を伝えるようにしましょう)


また、感想が全然こない!な創作者側も、感想を送りやすい環境を作ることも大事なのかも?と創作活動を通じて感じた次第です。

特に匿名のメッセージツールは、交流状態無視で感想を送れるので、是非試しに設置して欲しい。
(あるとないで貰えるメッセージ量がかなり違います)

元祖・匿名メッセージツールのWEB拍手は、随分と更新がされていないようですが、Twitterでは、マシュマロ感想箱などの便利なツールが存在しています。
未使用な方はこの機会に試してみてはいかがでしょうか?

感想を送れるツールについては、いずれ、まとめられればと思います。

管理人
管理人
愛のある感想がもっと、創作者さんの元に届きますように!

超ざっくりな「まとめ の まとめ」

感想に文字数や語彙力は関係無い!
好きと言う気持ちが芽生えたら、その想いは伝えましょう。

ただし、感想には『貰って困る』タイプの物がある。

特に趣味でやってる創作に対しては、ネガティブな言葉は使わないように。
交流しているから…と、嫌々読んだ故の感想は、察してしまうので送らない方がマシ。

創作者サイドは、匿名メッセージツールの利用などをすると、感想を貰いやすくなるかも?