先日、オタクのTwitter疲れ、こじらす前に自力で何とかする方法という記事をアップしたところ、多くの方がアクセスしてくださったようで嬉しい限りです。
今回は、Twitterにある機能『ブロック』『ミュート』『リスト管理』を使うと、Twitterオタクライフがかなり楽になると言うお話についてをまとめました。
こちらの機能、人によっては(リスト管理は除いて)ややネガティブな印象を持たれているようですが、使う・使わないでストレス負荷が物凄く変わるので、是非、頭の片隅に入れて欲しいところ。
私自身、上記3機能(特にミュートとリスト管理)を使ってからは、かなりTwitterがやりやすくなりました。
※推しの公式アカウントのみなど、情報収集しかしてない方にも便利です
以下では、ブロック・ミュート・リスト管理の是非を皮切りに、3つの違いや使い分け・すぐに実行できる簡単な使い方をご紹介。
オタク・創作活動・同人視点での記事となっておりますのでご注意くださいませ。
(また、こちらは私の主観であるため、絶対に正しいとは限りません。参考として読んでいただければと思います)
Contents
穏やかな無視・拒絶で楽なTwitterオタクライフをしよう
ブロック・ミュート・リスト管理は、使った方が楽だと主張したい
気になる人をフォローしたり、縁があって相互フォロー状態を重ねていくと、その分、情報量が多くなり、予期せぬ情報や呟きが入ってくるようになります。
それが、新たな萌えや燃料になれば良いのですが
「地雷カップリングの話」「嫌いな作品の話」「政治・リアル関連の愚痴」
「下ネタすぎる話」「暴言」「こちらのモチベーションが下がる呟き」
「とにかく生理的に受付けない雰囲気の話」
「相手が自分に興味ないのが分かる雰囲気の呟き」
などなど、こちらのストレスが上がる呟きが自然と流れてくる確率が非常に多くなっていきます。
体験した方は分かるかもしれませんが、この状態は、じわじわと精神が病むので、ダメージが深くなると最悪の場合、ジャンルの人間全員に不信感を抱いてしまったり、創作モチベーションが落ちてしまったりと、オタク的には深刻な状況まっしぐらに。
また、自分にはスルースキルがあるから大丈夫!な方も、気づいたらTwitterにアクセスする度にイライラしてしまっているケースも。
そんな際に心強いのが、ブロック・ミュート・リスト管理。
それぞれ、大きく異なる機能性を持っており、上手く使うとTwitterで生じるストレスをカットすることができます。
中にはブロック・ミュートは拒絶系な印象が強いため、使うこと自体に抵抗を持っている方もいらっしゃるようですが、むしろオタクの心を守ってくれる要素ばかり揃っています。
ブロック・ミュート・リスト管理の違い
ブロック:さようなら、次は来世で会いましょう
3つの中では最も強いスルー機能。
タイムライン・他人とのリプライ・RTはおろか、今まで『いいね』『ブックマーク』していた者の非表示、DMの送受信不可と、対象相手を(Twitter的な意味で)完全に消す方法です。
嫌がらせをされた際の防御策として使われることが多め。
注意点は、相手にブロックしたことが、分かってしまうこと。
通知こそは行かないものの、相手が自分のアカウントにアクセスすると『ブロックされています』と表示される故、即バレします。
知り合い・交流関係ありの方をブロックする際は、よく考えてから実行しましょう。
(因みに、対相互フォロワーに対して『ブロック→すぐにブロック解除』をすると、お互いフォローしていない状態にできる小技もあります。ひと気が無い時間帯にするのを推奨)
また、人によっては「検索してたら、やたら検索結果に出てきて邪魔だからブロックした(例:検索したいキャラクター名と、ハンドルネームが被っている)」という動機で実行するパターンもあるので、万が一、全然交流したことがない方からブロックされていた場合は、深く考えない方が良いと思います。
- 相手に通知
→いかない - フォロー関係
→強制的に解除 - 相手にブロックをしたこと
→分かる
ミュート:縁を切らない、穏やかなスルー
ブロックは完全なる拒絶(相手と今後、交流自体行わない)ですが、ミュートは相手に「非表示にしていることがバレない」という、穏やかな拒絶です。
発言が過激・苦手気味になっているので一時的に距離を置きたい。
けど、付き合い(オフ会や同人イベント、共通の友人がいる)があるからブロックができない…なケースに最適。
あと、これからプレイするor読む作品のネタバレをしまくっている人を一時的に見ないようにもできます。
ミュートは、相手との縁を切らずに非表示にできることが特徴。
もちろん、ミュートしたことは相手には伝わりませんし、フォロー状態もそのままです。
また、ブロックはアカウント自体が対象ですが、ミュートの場合、表示したくないキーワードを対象に非表示設定が行えます。
ですので、地雷キーワード(苦手なカップリング)・話題にしたくないジャンル名・嫌いな文字をあらかじめ設定しておくと穏やかなオタクライフが過ごせるようになります。
相手のアカウントごと、ミュートで非公開にする際の注意事項としては、相手が「最近、無反応になった気が…(リプライやいいねが一切来ない)」→「ミュートされてる!?」と察する可能性があることです。
個人的には、ブロック/ミュートされたされてないで喚く相手は面倒な人種が多いため、縁切り前提でスルーして良いかと思いますが、騒ぎにしたくない方・付き合い的に揉めたくない方は、ミュートする数日前から『いいねを押さない』など、反応をせず、こっそり実行に至りましょう。
- 相手に通知
→いかない - フォロー関係
→現状維持 - 相手にミュートをしたこと
→分からない
リスト管理:俺の俺による俺のための空間
リスト管理は、ほぼその名の通り、見たいアカウントだけを集めて覗ける機能。
例えば
公式アカウントだけをまとめたリスト
同人イベントで付き合いがある人だけをまとめたリスト
ネガティブな呟きをしない人だけをまとめたリスト
A×B界隈の人だけをまとめたリスト
のように、細かくわけることで、情報を効率的に入手することができます。
また、「暫くは公式の情報しか追いたくない!」「界隈が不穏だから、ニュースのアカウントしか見ない!」などの時に便利です。
低浮上(ただし公式は追いたい)・ひきこもり中・原稿中にも使えるため、オタクにはかなり優しい。
ただし、難点あり。
公式のTwitterリストは、ミュートワード(非表示設定)が適用されません。
更に、自分だけかもですが、RT非表示(相手の呟きのみを見たい場合にする処理)も適用されていないようで…
非公式のスマホ用アプリ(ツイタマ・Yukariなど)では、ミュートが適用された状態でリストが見れるので、閲覧はスマホメインにすると幸せになれるかも?
(PCでリスト設定したものは、基本的にスマホorスマホアプリでも適用されます)
いつか、オタクに優しいTwitter用アプリとかまとめてみたいです。
- 相手に通知
→公開リストに入れた場合は行く
(非公開リストに入れた場合はいかない) - フォロー関係
→現状維持 - リストに入れた/入れない/抜いた
→公開リストに入れた場合は分かる
(非公開リストで操作する場合は分からない)
各機能の使い方
以下では、ブロック・ミュート・リスト管理の使い方をまとめております。
いずれもすぐに実行できますので、是非、お試しください。
(ただし、ブロックは慎重に)
ブロック
ブロックをしたい相手の画面に移動
↓
『フォロー』ボタンの隣にある『。。。』(赤丸部分)を押します。
『@アカウント名 をブロック』(赤四角部分)をクリック。
確認画面が表示
↓
『ブロック』を押せば完了です。
ブロックした相手のプロフィール画面に行くと、↓こちら↓のような表示となります。
『ツイートを表示』にすると、ブロック相手の呟きを見れるようにも。
(タイムラインには引き続き表示されません)
↑上画面↑の『ブロック中(赤いボタン)』という部分を押すと解除画面に。
もし、ブロックをやめたい際はこちらから行ってください。
ミュート
アカウントを非表示にする場合
非表示にしたい相手のプロフィールページに移動
↓
『フォロー』ボタンの隣にある『。。。』(赤丸部分)を押します。
『@アカウント名 をミュート』(赤四角部分)をクリック。
確認画面はでず、ミュート処理がされます。
ミュート後、相手のプロフィールページの下方に
『このアカウントのツイートをミュートしました』と表示されます。
もし、ミュートを解除したい場合は『ミュートを解除』を押してください。
単語を非表示にする場合
※こちらの操作方法では、アカウント&キーワード、どちらもミュート(非表示)設定できます※
Twitter画面の『。。。』をクリック。
『設定とプライバシー』をクリックすると設定画面が表示されます。
↓
『コンテンツ設定』をクリック。
『コンテンツ設定』画面へ移動。
↓
『セキュリティ』項目内にある『ミュート済み』をクリック。
『ミュート設定画面』に移動します。
↓
『ミュートするキーワード』をクリックしてください。
(アカウントごとの管理をしたい方は『ミュートしたアカウント』をクリック)
ミュートキーワードを設定する画面に移動します。
(アカウントの指定も可能です)
また、『ミュート対象』『ミュート期間』では、お好みの設定にカスタム可能。
フォローしている相手を非表示にしたい場合は、『ミュート対象』を『すべて』にする必要があります。
設定後は『ミュートするキーワード画面』内に設定したキーワードが追加。
もし、解除したい場合は、↓下画面↓にある赤丸部分を押すと非表示を取り消せます。
リスト管理
Twitter画面内の『リスト』をクリック
↓
リスト画面に移動したら、画面内右上のアイコン(赤丸部分)を押す。
リストの作成画面に移動します。
名前:リスト名
詳細:リストの詳細(無記名で問題無し)
非表示にする:チェック推奨
※相手にリストの存在を知らせないため、『非表示』にします
を設定後、画面右上の『次へ』をクリック。
メンバーの追加画面に移動します。
(こちらはお好きに設定してください)
設定したら『完了』ボタンクリックで完了。
気になるアカウントがあった場合、相手のプロフィール画面の『。。。』を押し『リストから追加/削除』をクリックすればリストに追加することもできます。
【地味に】リスト名は考えて付けた方が良い【重要】
2020年2月では、『非公開リストの名前が見えてしまう不具合』が発生しました。
二度と起こらないとは限らないので、リスト名は他人が見ても分からないもの(No1、No2や、List_a、List_bなど)にしたり、過激・誤解を招くものは避けるのが無難です。
【まとめ】自分の萌えは自分で守りましょう
以前にアップしたTwitterとの距離に関するページと被りますが、Twitterは情報量が多い分、地雷・ネガティブ要素の遭遇率が非常に高いです。
嫌な情報を見続けなければ、嫌いにならずに済んだ作品やキャラクターが出てしまう、界隈自体に嫌悪を抱くと、オタク活動や創作に大きなダメージを受けてしまいます。
時には創作仲間との不毛な喧嘩の元にも…
私は実際にTwitterを通じて苦手になってしまったジャンルがあり、もっと早く自衛していればと後悔しているところです。
ブロック・ミュート・リスト管理は、難しい処理では無い上、効率よく使うことで、ストレスをガッツリ減せる機能となっています。
ネガティブな機能と思っていた方は、認識を変えると、Twitterが使いやすくなるかもしれません。
ぜひ、苦手な話題は華麗にスルーして、本当に得たい情報だけを手に入れるようにしましょう。
また、ブロックしたしない、ミュートされたかも?な話題も極力しない方が良いです。
(第三者が見ると不快感を抱く可能性が高い・敏感な方に察せられ、トラブルの元になる可能性があるからです)
「心の内や本音・悪態は心の中だけで言うもの」と某復讐未亡人が発していましたが、まさにその通りかと。
自衛も大事ですが、相手へ無意識に喧嘩を売らないようにするのもTwitterを楽しむ秘訣だと個人的に思っております。
ブロック・ミュート・リスト管理は、悪い行為ではない。
むしろ、オタクライフを楽しむ便利ツール!
(用途・目的に応じて使えば、ストレスを大きく削減できる)
地雷やネガティブツイートは物申したり、嫌がらせするのではなく、眼中から消すのが最も楽。
ただし、わざわざブロックしたなどは、公言しない。
クールなオタクでいることが、自分の心を楽にするのにも繋がるから。