オタク活動

【Twitter事情】同人・創作の解釈違いは「自己防衛」が最強という話

解釈違い。

それは、オタク最大の敵でもあり、時にはオタ活熱や創作意欲が0どころかマイナスにまでいく程の決して無視できない存在です。

因みに、解釈違いとは、キャラクターの行動に対して『今までの描写とズレ』があったり、『突然、性格がおかしくなったりすること』を指します。

クール一辺倒なキャラが唐突にチャラくなったり、奥さんを大切にしてるキャラが意味も無く浮気したりなどなど。
ソシャゲが流行っている今に至っては、コラボ先でありえないキャラ崩壊をするパターンもあったり。

加えて、Twitterという超便利なツールはリアルタイムで様々なオタク事情が流れる故、過去のサイト時代よりも1000倍、解釈違いに遭遇する場合も。

そして、ファンは解釈違いを受け過ぎると、死にます(ストレート)

今回、Twitterで注目されている、note記事の『原作を見れなくなった話』を拝見し、解釈違いに出会ったらやっぱ逃げるのが一番だよなと再認識したアレコレをまとめてみました。

Twitterでの対応方法を前提に語っていますが、他のSNSでも言える内容だと思います。
自身の体験談も少しだけ交えておりますので、解釈違いに悩まれている方の何かになれれば嬉しいです!



解釈違いは死を招く元なので、逃げるが勝ちな話

解釈違いで原作が見れなくなった方のnote

本記事を作ったきっかけは、2020年3月19日のお昼頃、創作・オタク界隈でバズった
『キャラ改悪二次創作小説がバズっていて原作を見れなくなった話』noteの記事です。

※以下のURLは翌日、削除されているのでクリックしても閲覧できません※

内容をざっくりまとめると、以下のようなことが書かれていました。

  • 某推しカップリング2人(以下、A×B)の性格を歪めた二次創作が投稿される
    (本来、攻め側のAは『正義感が強い』キャラなのに、『ヤリ○ンで無理やり行為を強いる攻め』になっていた模様)
  • 投稿者さまにとっては解釈違いだったが、周囲では大絶賛で「このA×Bこそ至高!」と言われるほどになった
  • それに便乗したファンアートや語りが増え、ジャンルファンの中では『攻め(A)=クズ説』が広まってしまった
  • 周囲のはしゃぎっぷりに心が折れ、投稿者さまは今までのようにAを推せなくなり、ジャンル自体にも愛情を感じなくなって原作を読めなくなった結末に

こちらのnote記事は、コメント欄やTwitterの反応を拝見すると賛否両論の状態となっております。

私個人としては、

性格改変小説がはやった時点で、その環境を切っていれば、原作が見れないほどのダメージは受けなかったと思う」

「どうして今まで楽しかったジャンル内が変わってしまったんだろうという悲しみや、自分が間違っているの?という不条理感・疎外感があり、どうにかしたかったのかも?」

「投稿者さまは薄々、ジャンルを去るべきと分かっていても、推しやジャンルへの愛情がある故にサクッと環境を切れなかったのかもしれない」

と感じました。

 

解釈違いに対しては「察したら即逃げる」のを推奨したい

ジャンル内(界隈内)や公式側の解釈が自分とは異なって辛いと感じた際にまずすべき行動は逃げる(その環境を切るor距離を置く)です。

因みに、この『逃げる』は、こちらが負ける・譲歩する・損をする意味ではありません。
戦略的撤退です。
自らの萌えを守るための選択です。

Twitterで言うと、ミュート・ブロックを使ったり、アカウントを放置or消す行為を指します。

相手もしくは解釈違いのグル―プを変える方が格段に労力がかかりますし、闇が増えるだけになります。
ついでに言えば、オタクそれぞれの解釈は根強いので変えるのは至難極まりありません。
他のことに時間を費やすべきかと。
(そもそも、他人は思い通りに変えられないのでトラブルの火種になるだけです)

私は過去、どハマりしていたにも関わらず、半年ほどで創作を止め、Twitterアカウントを削除して離れたジャンルがあります。

止めた原因は、ジャンル内にとても絵の上手い方がおり、その方が主張する独自の設定が正義な雰囲気になっていました。
もしかすると、note投稿者さまと似た感じだったかもしれません。

最初こそ、独自の設定に賛同している方や、その絵師さんに媚びたいのが見え見えな方をミュートしていたのですが、どんどんと、今まで独自設定について触れなかった方達が話しだし、終わりの無い一人ミュート合戦が続きました。切ない…

ストレスMAX時にはちょっと愚痴呟きもしてしまいました。

当時の私は周囲の流れ・自身の苛立ち(自己嫌悪)にもやもやし、「このままいたら、特定のカップリング・キャラだけではなく原作自体が苦手になりそうだ」と危機感を生じたため、適当な理由をつけてTwitterを退会し今までアップした作品も削除しました。

アカウント削除後は暫く虚無だったものの、他のことをしながら時間を消費していたら、いつのまにかふっきれていました。

時間の存在は凄い…!

 

Twitterを止めて推し作品の情報が手に入らない不安は一時的

Twitterアカウントを削除しようと決意しましたが、

推し作品の情報が一切分からなくなるのでは?
二次創作が出来ない、他の人の創作・萌え語りが見れないのでは?

という気持ちがあり、削除実行時まで結構悩みました。
何だかんだでTwitterをしていて、思うところはあるのに消せない方の一部には同じ気持ちがあるかと思います。

けれど、推し作品の情報は自分で動けば問題ありません。

情報収集用のTwitterアカウント(絶対に個人アカウントは見ない)を作って公式情報のみ受信をしたり、定期的に公式サイトにアクセスすれば手に入ります。
(実際に私もコラボカフェなどの情報含め、問題無く入手できていました)

二次創作見たい飢えに関しては、他のことをしたり、別ジャンルにはまっていると、何だかんだで抑えられます。
特に前者(外出系・アクティブ系)をすると、頭からするっとモヤモヤが消せるのでオススメです。

創作自体、気持ちが落ち着いてから、壁打ちで作品投稿するのもありですし、解釈が同じ人のだけ作品を見る…なルールを決めてチェックするようにすれば、楽しい創作ライフを過ごせます。

最終的には、その人自身の行動と時間で、解釈違いのダメージは完全ではないかもしれませんが、癒せるのです。



【まとめ】Twitterでイラっとしたら我慢せず距離を置こう

オタク活動・創作活動をする中で、苦手な流れになったりした場合、イラっとした瞬間に

まずは、距離を置く
『ミュート(指定した方の呟きがタイムラインに表示されなくなる処理)』

もう、切って良いかなと思ったら
『ブロック(相手とのフォロー関係を解消&自分のアカウントを見れないようにする)』
または
『ブロック→ブロック解除(この処理を一気にすると、フォロー関係が解消される状態になるので、相手にブロックしたことはバレないという小技)』

上記の処理をしても、タイムラインが平和にならず、苛立ちが募るならば、
サクッと数ヶ月Twitterを放置orTwitterごと退会を推奨します。

とにかく、解釈違いをはじめとした、Twitterのストレスは距離を置くのが最適かつ平和です。

ご自身の心が死なないよう自己防衛したり、戦略的撤退をぜひ行ってみてください。

解釈違いな相手が許せないからと、嫌がらせをしても、事実は変わりませんし、当人どちらも不幸になります。
また、その事態が広まってしまえば、対象作品のファン全体が悪い目で見られてしまうこともあります。
去る時・距離を置く時は、某スピードワゴンさんのようクールに行きましょう。
(最近は匿名の感想ツールに嫌がらせ投稿をする方がいるそうですが、こちらも絶対に止めた方が良いです。あまりにも悪質だと、特定される場合もあります)

超ざっくりな「まとめ の まとめ」

解釈違いに会ったら無視(スルー)・目に入れないように自ら動く。

相手を叩いたり、誘い受けな悪意呟きはしない。
(誰も幸せにならないから)
(匿名感想ツール攻撃もダメ絶対)

ミュートやブロックをしても、もやもやするなら、Twitterから離れたりアカウント削除して、自分を守ろう!
(自分を守れるのは、結局、自分なので)