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【ネタバレあり】無能なナナ7巻|表紙がナナオの意味・ナナ両親殺害事件の真相・某キャラ死亡など、怒涛の1冊!

既に3話まで放送済みですが、無能なナナ、アニメ化おめでとうございます!
原作単行本を追いかけていた身としては、毎週の生きる希望となっているこの頃。

1話目からクラスメイトたちが映ってるのを観れた瞬間、テンションが上がりましたね。
そして、ナナの裏表あるところが、声優さんの演技でより光ってて痺れました……!!

 

さてさて、アニメが盛り上がる中、最新刊・7巻が発売されました。
アニメ・原作問わず、ナナオくんを知る人的には衝撃的な表紙。

釣りなのか!?釣りなのか!!??と疑心暗鬼になりながらページをめくると最初からフルスピードで辛い展開が待ち受けて真顔になったのは私だけではないはず!

以下では、無能なナナ7巻の見所と感想をまとめております。
7巻の内容に関するネタバレが含まれていますので、これから読む方はご注意くださいませ。



無能なナナ7巻・見所ピックアップ!

吐き気を催す、ナナ両親殺害事件の真相

『自室の窓の鍵を閉め忘れたせいで両親が殺されてしまった』と長年、後悔し続け、周囲からも非難されていたナナ。

ミチルの反論や、ナナの背景事情、同じケースで両親を失ったコハルの件を見た読者は
「これ、絶対委員会(+鶴岡)が仕組んだやつだろ(ナナに非は無い)」と予想していたかと思いますが、その通りだったと答え合わせを鶴岡本人から聞かされることに。
(ナナの父親は、コハルの父たちと委員会を訴えようとしていたので殺された)

しかも、
心が壊れたナナを鶴岡が保護して洗脳

「能力者たちの島に送ったらナナが何人殺せるか?」を鶴岡が提案。
委員会には大好評で様々な賭けの対象になってた。
(ナナの人生は、委能力者同士の火種要因+委員会の人間たちの暇潰しや娯楽程度の物にされてた)

という、吐き気of吐き気の事実。
その辺りが語られる際の1コマ1コマ、かなりエグいです。
文章で見るだけよりも憎悪が増すので、個人的に必見ポイントだったり。

ナナが最初に殺した能力者・ナナオの意外な真実

7巻で最も衝撃だと思われる、中島ナナオの生存。

橘の能力で『ナナオが生きてる可能性』が示唆されたナナは彼を守りたいと決意。
……という、救いがありそうな展開が来たと思ったら既にナナオは鶴岡に洗脳されていたという絶望オチに。

1話での、ヘタレだけど根は優しいナナオの姿は既に無くなっていました。

 

更に、ナナオの『無能力』は、能力者の能力を無効にする以外にも効果を発することが判明。

『理性や美徳、心のブレーキ(人間だけが持つ、ある意味、能力的な部分)』を無能力にできるとのこと。
(他にも識別能力を無力化できるらしい)

その能力を浴びせられた某人物は、言葉通り、ブレーキを解除され、とんでもない行動をする流れに……

ナナオの推定殺害数がやたら多いのはそのせいだったのかもしれません。
(そう思うと、ナナの携帯端末に表示される殺害数はある程度、信憑性がある感じ?)

モエは仕留めるべきだった?ナナが下した決断と不穏フラグ

ミチルと入れ変わるようにナナの傍にいる系女子として登場したモエ。

コハルが死ぬきっかけを作ったり、ナナか鶴岡かとなると後者を選んだりと、既にかなりのやらかしをしており、橘も「(今後を考えて)モエは処分するべきだ」と言う始末。

しかし、ナナは自身の裏表を知ってる相手を安易に切り捨てたくないと、手を差し伸べる選択をしました。
モエに対して「友達ではない」「何も考えていない」と辛辣なコメントをしつつも、口封じに至れないのは、かつて、鶴岡に紹介されたモエの祖母の姿があるからなのか。

ナナの心情と、モエが今度どう動くかは非常に気になるポイントでした。
(ただし、ナナと会ったモエの祖母が本物だったかは、今の時点で不明という下手なホラーを遥かに凌駕する怖いフラグ付き)

モエが無知のまま退場するのか否か以前に、彼女がどこまでが素なのかもよく分からないのがこの漫画の凄い部分ですよね。



まさかの●●死亡&新キャラ2人の使い方がエグイ…

島での因縁から、ナナに脅迫される形で口を閉ざし続けていたヒカル(能力・重力操作)。
ナナ、モエとのいざこざで抑え込んでいた欲望を抑えきれなくなった彼は、公園で少女を襲いかけていたところ、ナナオと再開します。

そして、ナナオからある言葉を言われたヒカルは、言動がより暴力的になり、ナナを殺人鬼だとクラスメイトの前で告発します。

…が、その後、ナナと二人きりで話そうとした矢先に何者かに殺害されてしまいました。

容疑者として最も有力なのはナナ。
そして、ヒカルと揉めていたことを周囲に認めたモエ。

更に、ヒカルと仲の良かった女生徒・サチコ(能力・瞬間移動)とキヨミ(能力・口から粘着性のある糸を作りだせる)。
加えて、人を呪い殺せるらしい生徒、影に姿を変えてどこにでも入りこめる生徒の存在が垣間見え……

疑いをはらすべく、ナナはキョウヤやモエと協力しながら捜査をし、ナナオの存在を知ってしまうことに。

因みに、サチコとキヨミ関係のオチはいつもの無能なナナスタイルとなっており、読了後は読者をかなり鬱にしてくれますのでご期待ください。

【まとめ】ナナの底知らずの地獄はどこまでいくのか!?

コハルは完全に死亡確定っぽいですね。
実は生きてたらなあ…と6巻を読み終えた時に思ってましたが無理でした。
これ、無能なナナだからね、仕方ないね。

今までナナが手にかけた能力者たちの中で、ナナオと渋沢は『能力を使って人類に被害を及ぼす悪側ではないタイプ(あの時点では善人側)』という印象があったのですが、ナナオはガチのヤベえ側になってしまったようで、気が滅入る読了でした。

実は生きてたナナオとナナが再会して和解ハッピーエンドには絶対ならないとは思ってはいましたが。

彼がヒカルとキヨミにしたことって、殺人示唆みたいなようなものですし、他にも認識能力を無効化できるとか、ナナオの能力とんでもなさすぎる……
一番はじめの話でフェイク主人公のような立場でしたが、主人公でも申し分ないレベルだよ。

 

ナナオは既に2人の人生を壊した時点で救われない気がするんですよね。
鶴岡に利用されて死亡が濃厚ですが、るーすぼーいさんはもっと酷い展開にすると勝手に信じてます。

そして、それはナナに関しても同じかなという皮肉もきつい。
(キョウヤからも「一度でも誰かを守ったことがあるのか?」とかなりストレートな指摘されてたシーンはそれが色濃く出ててお気に入りです)
この漫画、どう行きつくのかが予想できなくて本当に面白いです。

 

今後のキヨミのメンタルが物凄く不安で……。彼女、どうなってしまうんだろう。
殺すつもりは全くなかった(本来ならちょっとヒカルにイラっとするだけで終わるレベルの感情)のに、仲が良かったクラスメイトを殺した十字架を背負わされるとか辛い。
サチコの存在に救われて立ち直るか、自分を追い詰めてしまうのか?

 

キョウヤとナナは、6巻くらいから、手を組む感じが目立ってきましたが、ナナが真実を隠し続けている意味ではまだ、二人の関係は壁がありそうだなと。
組んだらめちゃくちゃ強いだろうに……
モエがキョウヤ&ナナの関係よく分からん、とつっこんでいましたが、まさにそんな感じ。

あと、キョウヤとフウコの距離感を保った、純相棒的関係がツボです。
フウコをコロッとキョウヤに心変わりさせない所に好感持てます。
(リュウジとフウコの関係が良かったので即心変わりして欲しくない)

 

鶴岡はど外道・擁護不可能なキャラクターなものの、撃ち返される(報復される)可能性を理解してナナを洗脳し、人生を弄んでいる部分に関しては、クズな悪役的な意味で好きだったりします。
最終的にはガッツリ報いを受けて欲しいですけどね。
委員会のイエスマンにも見えないので、彼に関しては今後、新たな事実があるのかもと期待しています。

 

当人は一生懸命自重したけど、外的な刺激で一気に枷が外れての暴走をしてしまい、運が無かったなあ…と複雑な気持ちを抱いていたヒカルがまさかの退場で驚きました。

性癖を止められなくなり、罪なき少女をアレしようとした時点で彼はもう駄目だったのかもしれませんが……。
そう思うと、モエがやった軽率な行動はかなり重い。
(モエのせいでコハルが死んだ的なことを橘に指摘されてましたが、個人的にヒカルの性癖ブレーキが外れたきっかけも、モエの行動だと感じてる派)

 

モエは、コハルの件で相当ヘイトが溜まっていましたが、今回、ナナから手を差し伸べられたことで、どう変わっていくかが気になりまくってます。
(あと純粋にビジュアルと動きが小動物テイストで好みなので、ヘイト溜まったと書きましたが個人的には好き寄りなキャラです)
今のところはナナにかなり協力的になってるものの、鶴岡が現れたらまた、手の平返しそうな予感もするんですよね。

管理人
管理人

7巻読んで唯一モヤモヤしたのが、ナナ&橘の「ナナが手にかけた人物たちは多少なりともやらかしてるから報いを受けるべきだった。ただしナナオは別」シーンでした。

渋沢の存在がスルーされているのは、わざとなのか(ナナオ生存の希望を濃くするため)素で作者側が忘れてるのかが気になるところ。

彼は正義感を拗らせたら小山力也ボイスに声変わりしてやばくなりそうでしたが、ナナオを助けようとしたりと悪い人物ではない印象があったので、前者だと嬉しいな。

あと、ナナが殺した勢でガチでやらかしてるのはユウカくらいだったよねという……
(ツネキチやギャルコンビは、性格に難があるけど、今の時点では犯罪したって描写はないよな)

あと、話が変わりますが、骨壷ってデパートで売ってるものなんですかね?
モエがさらっと発言しててわりと驚いた一言でした。

【2020/11/17 追記】
7巻の続きが気になりすぎて、月刊ガンガン購読勢になりました。
(7巻直後の話を見た分だけレビューしていきます)