喪女のライフハック

【資格】メンタルヘルスマネジメントが無駄ではない4つの理由

先日、こっそり勉強をしていた資格試験に無事合格できました。
資格名は『メンタルヘルスマネジメントⅢ種』

宅建や簿記など有名所に比べると知名度が低い資格ですが、受験者数は1000単位で年々増えており、日経キャリアマガジンで行ったお役立ち資格ランキングでは3位を記録している伸び代ありまくりの存在となっています。
(取得したい資格ランキングではベスト10入りできずの11位でしたが、安定の資格・ファイナンシャルプランナーを抜いての11位となっている地味にすごい成果を残しています!)

そんなトレンディーな資格という部分に惹かれて受験した管理人。
実際に勉強をした結果、4つの素晴らしさを体感しました。
(勉強のしやすさ+実用性ありな意味で)

  1. 合格率が高め→忙しくてもとりやすい
    (70点以上で合格なので、上位●%に入らなければダメなど、年度によって難易度が激しく変わることはなし)
  2. テキストと問題集、それぞれ1冊&独学で合格できる
    (勉強会や高い講座を申し込まなくても十分に合格圏内に入りこめます。ですので「やろう!」と思ったらすぐできますよ)
  3. 勉強していくうちにメンタルに関することが学べて自分へ活かせる
    (主に自分や周囲の人に対するメンタル術が取得できます)
  4. 誰かが悩んでいるのを察しやすくなる
    (悩みを相談された時にも役立つ)

 

以下では、メンタルヘルスマネジメントの概要を皮きりに

「なぜ、メジャー・高難易度系資格でも無いのにメンタルヘルスマネジメントを勧めるのか?」

「自分が実践して1発合格した勉強方法」をまとめております。

トレンディな資格好きのマニアな方、面談で話題になる資格が欲しい方
ただ取得して終わりじゃない資格をお求めの方にオススメな内容です。



 

メンタルヘルスマネジメント

メンタルヘルスマネジメントってどんな資格?

 

メンタルヘルスマネジメントとは?

 

仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。
働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、
心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。

(略)

働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、
職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。

公式サイトより引用

 

一言で表すと『ストレス社会で生き抜くための防衛術を学ぶ』資格です。

基本的に「職場」で活用できる知識がメインとなっているものの、
日常生活・学校生活にも役立つことが多いため、学生や主婦(主夫)の方にも恩恵はガッツリあります。

 

種類は全部で3つ

  • 人事労務管理スタッフ 経営幹部向けのⅠ種
  • 管理監督者(管理職)向けのⅡ種
  • 一般社員向けのⅢ種

自身のメンタル的な振り返りを目的としている方は、Ⅲ種のみの取得で問題ありません。

試験日は年2回(3月・11月)で、最難関であるⅠ種のみ年1回(11月)。
合格率は

  • Ⅰ種 → 20.2%
  • Ⅱ種 → 48.7%
  • Ⅲ種 → 79.7%

となっていて、Ⅲ種はしっかり勉強をすれば合格できるタイプです。
※2019年3月(1種のみ2018年11月のデータ)、公式ホームページより引用

受験料は、Ⅰ種/11,000円、Ⅱ種/6,600円、Ⅲ種/4,400円となっています。

Ⅲ種は受験料+テキスト+問題集で約8,000円必要となります。

 

 

メンタルヘルスマネジメントⅢ種を勉強して得られるもの

冒頭分で『実際に勉強をして4つの素晴らしさを体感した』件を書きました。
ここでは、更に掘り下げた内容をまとめております。

就職(転職)・キャリアアップ的なうま味が取得できる

 

  • 履歴書に書ける資格が1つ増える
  • 面接で話題にしやすい
    (メンタル関係はどこの会社でも問題視されているので興味を持たれやすくなる)
  • 就職先でメンタルがやられた時にいち早く察せられる・誰かのメンタル不調に気づきやすくなる
  • メンタルヘルスマネジメントを取る社会人が増えているので持っていると有利な状態でいられる
  • 後輩がいる場合、メンタルに支障を与えない指導ができるようになる

超有名な国家資格じゃないのに、うま味があるの?と疑問を抱く方もいらっしゃると思います。

私個人としては「面接で話題にしやすい(話を広げられる)」という面では非常に大きいと感じています。
(特に転職活動中で面接官に「こういう勉強をしましたアピール」がしやすいかと)

合格者であり、知識を持っていることで、周囲と協力して仕事をできる強いアピールポイントを作れます。
仕事ができるのに性格が…などと言われがちの職業では注目を浴びやすい利点も。

もちろん、在職中の状態でも、仕事をスムーズにするヒントがたくさん貰えますのでオススメ!

 

自分・第三者のメンタルダメージに対処できる知識が得られる

メンタルヘルスマネジメントは学んで資格をとるだけでなく、今後の自分に活かせるのが最大の魅力。

例えばⅢ種の範囲にて、ストレスを感じた時に対処する方法が学べる部分があります

コーピングスキルについて

ストレスを減らす手法としてコーピングという方法があります。

こちらは
『情動焦点型(気分転換や趣味に没頭、相談することなどでネガティブな気持ちを取り除く行動)』
『問題焦点型(ストレスになっている根本を解決する行動)』
の2つに別れています。

片方だけを実施していると
悩み(ストレス)自体が消えない=解決に至らないので、意識してどちらもバランスよくしましょう。

上記は概要的な文章のみですが、方法を見つけ実施していくことで普段のストレスを上手く付き合っていくことも可能に。

他にも、昼寝のベストなタイミング・ストレスに良い食事・病院に行くタイミングなども学べます。
どれに関してもご自身の生活でストレス的なトラブルが発生した際、対処がしやすくなるので、増やす知識としては有用なものとなります。

 

メンタルヘルスマネジメントを短時間&効率的に勉強する方法

私がメンタルヘルスマネジメントⅢ種を一発合格した時に実施した勉強法は、テキストを順に見て問題集…というオーソドックスタイプではなく

まず、問題集をひたすら解いていき、答え合わせをした際
『間違えていた部分』
『内容がよく分からない部分』
『初耳な部分』
『自分の中で常識だったところと違う部分』
あてはまる箇所が出た時のみ、テキストを開いて詳細を見ていくスタイルで勉強をしました。

このやり方は、私が合格済みの方から教わり、実行した方法でもあります。
メンタルヘルスマネジメントⅢ種の内容は、感覚や常識で覚えられるため、この方法がとても有効です。

余談ですが、この勉強方法を教えてくれた方は
2019年3月に同じ勉強法(独学)でⅡ種(ラインケアコース)も合格していますので、Ⅱ種も同じようにすれば資格取得を狙い撃てます。

因みに、私がⅢ種合格に至るまでに使った勉強期間は1~2ヶ月。
3月受験で1月から勉強をはじめましたが、1月は年末年始シーズンなのもあり、あまり勉強ができなかったので実質1ヶ月だったかもしれません。

1日にした勉強時間は
多い時は2時間、普段は1時間、少ない時は30分、体調不良とかのときは5分程度…とバラバラ。
(そして1月下旬は体調不良で死んでました)
トラブルがあったにも関わらず、家事や仕事に支障がでない状態で合格できたので、忙しい方でも問題なく受験できると思います。

 

テキストは公式のもので十分!

勉強に使用するのは公式テキストで全く問題ないです。
問題集も公式テキストに対応しているものがオススメ。
(答え合わせの時に、どのページを参考にすべきかが書いてあるので)

また、テキスト・問題集、どちらも年度によっては最新版が出ていることがあるため、購入の際は「新着順」「新しいもの順」にソートするのを推奨します。

■テキスト

 

■問題集

 

管理人
管理人

資格試験は合格したらそれで終わり…になりがちな管理人ですが、こちらは自分のメンタル管理にも使えるため得た知識がとても重宝している状態です。

ストレスの対処方法や良い睡眠がとれる方法などは複数のメンタル系の本を一気に読破したような勉強感もあるため、「メンタル系の本を読もうと思っているけど、どれから読んでいいか分からない」とお悩みの方にもいいのでは!?

 

メンタルヘルスマネジメント公式サイトはこちら

https://www.mental-health.ne.jp/