パソコン・ネット関係

ESET Smart Securityの「0x1106」エラーを解決したまでの話をまとめてみた

ESET Smart Securityが使用6年目で反逆をしてきたので対策してみた

ESET Smart Security(以下、ESETで記述)との出会いは、昔勤めていた職場でした。
(責任者がキャ●ンの営業さんに勧められるまま契約したとかなんとか……)

近年、様々なウィルス対策ソフトが出ている中、管理画面が見やすく、インストールしても重くならない。

その上、金額がリーズナブルなところが好きで私生活も含め、かれこれ6年ほどお世話になっている相棒的存在だったりします。
(それまでは、諸事情でノー●ンを使ってたのですが相性が悪く自分には合わず終わってしまいました)

これまで、ウィルスが入って来たことは一切なく、変な動作もせず、エラーも起こらず。
ESETのお陰で私のパソコン生活は快適そのもの
まさに旦那を影から支える奥様的な存在……

そんなESETが3日前にとうとう反逆を起こしました。

 

上図のように『ウィルス定義データベースが最新ではありません』と出たので、アップデートから最新版を入れようとしても毎回エラー。
再起動しても同じ結果……。

エラーコードは「0x1106」
深刻なエラーらしく、出て来た瞬間、ヒヤっとしました。

数日、アップデートを繰り返しても解決に至らなかったので、ぐぐったら同じ現象にあたった方が複数人おり、解決策を早々に発見。
先人様および、公式様のお知恵で無事に解決できました。

今回は、自分の備忘録も兼ねて解決に至った経緯をメモしたいと思います。
当記事が分かりにくい場合は「eset 0x1106」でぐぐると他の記事がヒットするので併せて参考にするといいかもしれません。

※なんとなく「反逆」というキーワードを使ってみましたがESET自体に非はありません
※でも、PC操作が苦手な方にはこれきついよなあ……と思っただけで
※Windows環境が前提の操作方法です

 



 

ESETの「0x1106」エラーを解決する手順

事前準備

最終的にマイコンピューター内のESET Smart Securityフォルダに入っているdatファイルを消す必要があるのですが、該当するdatファイルは『HIPS機能、および、自己防衛機能』をオフにしないと消せません。

ですので、まず、『HIPS機能、および、自己防衛機能』をオフにします。
操作方法は以下のURL先をご参照ください。
(自分でまとめようとしたのですが、こちらが分かりやすいので割愛ということで…)

 

HIPS機能、および、自己防衛機能を有効 / 無効にするには?(公式サイトより引用)

記事内では機能を『有効にする前提』で書かれているので逆のことをすればできます。
(『HIPSを有効にする』『自己防衛を有効にする』のチェックを外せばOK)

 

datファイルを削除する

「C:\Program Files\ESET\ESET Smart Security」にアクセスし、削除対象のdatファイルの場所へ移動します。

マイコンピューターにアクセスすると『Windows(C:)』のような名前のやつがあると思いますので、そちらをダブルクリックした後、
『Program Files』と書かれたフォルダをダブルクリック
『ESET』をダブルクリック
『ESET Smart Security』をダブルクリック
していくと、削除するdatファイルの場所へ辿り着けます。

因みに、datファイルは人によって1つだったり1つ以上だったりするようです。
自分のローカルには
em000_32.dat
em000_64.dat
em017_32.dat

など33個のdatファイルが入っていました。
datファイルって
『こっちからは何の内容か分からないプログラム側だけが知るファイル=消したらヤバい』
なイメージがあったので「本当に大丈夫かよ」と思いながら全て消しましたが、あっさり解決。

意を決して消した後は再度、ESETを起動し、『アップデート』→『今すぐアップデート』で最新版にしましょう。
(余談ですが、そこそこ溜まっていたようで最新になるまでそこそこの時間がかかりました)

アップデート処理後、↓こちら↓の画面が出れば成功です。

また、アップデート後は消したdatファイルが「C:\Program Files\ESET\ESET Smart Security」内に新しく追加されていますが
アップデートが成功した際にはそのままで問題ありません。

管理人
管理人

直らなかったらどうしよう…とヒヤヒヤしましたが、無事に解決して安心しました。
これからもESETを相棒にネット生活をしたいと思います。

ESETに限らず、ウィルス対策ソフトのエラーは検索すると対応策をまとめてくれている方が一定数いらっしゃるので、サポートに問い合わせる前にご自身でぐぐると意外と早く片付くケースが多いです。

サポートへの問い合わせをすると、回答が来るまで数日かかってしまう時もありますので、エラーと遭遇したらまず、エラーコード(とソフト名)で検索してみるのが個人的にオススメです!