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まさかの犯人スピンオフ!「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」を読んでみた

投稿日:2017年11月18日 更新日:

犯人たちの苦悩と恥じらいと自画自賛を綴った痛快ギャグスピンオフ!

大人気推理コミック・金田一少年のギャグ系スピンオフ「金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿」がSNSを中心に話題となっています。

私も金田一シリーズは大好きで、特に無印版は全てコミックを持っていました。
なので、まさかの犯人をメインにしたスピンオフが出るとは!とビックリしつつも、ストーリーが重い作品のギャグと知った当初は読むのを渋っていました。

……が、私の興味をピンポイントで突いてくるランナップ(以下の2つ)に惹かれ、購入に至ることに。

  • 金田一シリーズトップクラスのクズ動機持ちで有名な「学園七不思議殺人事件」の犯人・的場先生が出ている
    (あの超絶どクズをどうギャグ描写するのか的な意味で)
  • 某氏と未だに話題にあがるアイアンメイデンKILLが出てくる「蝋人形城殺人事件」のネタがある
    (オモイダシタ、ケンモチィ!の人がメイデンされるアレです)

あのきっつい犯人の闇をギャグにして笑えるのか……ハラハラしながらの読了開始です。
(1巻は「オペラ座館殺人事件、学園七不思議殺人事件、蝋人形城殺人事件、秘宝島殺人事件」の犯人に関するギャグスピンオフが描かれています)

 

想定以上に犯人たちに笑わせられた

「今のは良かった……迫真!!小道具係にしておくには勿体ないレベル!!」
「なんで皆、真壁のポスターを見ると剥がそうとするんだ……アイツはどれだけ嫌われているんだ……!」
「二度と人にアイアンメイデンしたくないわ……」

 

不安になりながら読んだものの、数ページに1度笑いながらみるほど、ツボにはいりました。
まさか的場先生で笑える日や、佐伯が「イエス、フォーリンラブ!」なんて言うコマを見る日がくるなんて思いもしなかったよ……!

学園七不思議殺人事件の真壁ポスターの件は読んでた当時、私も感じてたので「ですよねー!」的な気持ちで読むことができました。
真壁忌み嫌われ過ぎぃ!!
(的場先生に関しては、真壁のクソ推理に大喜びするはしゃぎっぷりと、孫から貰った似顔絵をポスターに代用するか迷ったシーンも好き)

また、蝋人形城殺人事件の犯人・多岐川ってこんなに萌えキャラだったのか!?と思うほど謎の可愛さを披露してくれたのも面白かったです。
(誰得裸シーンやジョジョネタなど、小さいパンチが複数飛んでくるような内容で一番笑った回でした)

 

なんでこんなに面白いのか考えてみた結果……

元ネタがあんなに重いのになぜ、数ページに1度笑うほどツボに入ったのか考えた結果、犯人側の「悲壮感」をあえて排除していることで、笑いのツボが押されているのでは……という答えに至りました。

今回収録されている事件の犯人は的場先生以外、大切な人のかたき討ちという、到底ギャグにはしずらい内容です。
ですが、この漫画では100%ギャグを詰め込んでいるので犯人および、被害者・被害者によって人生を奪われた人物に関する情報が頭に入ってきません。
(原作を読んでいるユーザーにしか理解できないレベル)

下手に可哀想なシーンを入れず、ギャグに全振りしたからこその快作なのではないでしょうか?

更に、犯人たちの事件簿内では、連載初期の金田一少年の事件簿シリーズの絵柄を再現した絵柄になるよう描いてくださっているため、思い出補正という付加効果が想像以上に襲いかかってきます。

中表紙の有森やオマケの外伝煩悩シアターは過去に金田一少年の事件簿コミックを読んだ方にはクスッとなる仕様となっているので是非、見て欲しいところ。
(漫画を描かれている船津紳平先生は、お名前で検索すると分かるのですが普段はかなり可愛い萌え絵を描かれているお方のようでそのギャップさもツボにきている次第です)

モモコ(管理人)

2巻では「タロット山荘殺人事件」「悲恋湖伝説殺人事件」「雪夜叉伝説殺人事件」が収録予定とのこと。

雪夜叉伝説殺人事件は、女性ファンに大人気の明智がかませ眼鏡で登場するという、明智史上もっとも黒歴史な回なので非常に楽しみです。
(ツンデレだったレイカちゃんや、犯人の力技トリックも好き)

 

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