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うつ病は病院で治らない!?「医者の9割はうつを治せない」で現在のメンタル事情を勉強してみた

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うつとの向き合い方を知って、内面を自己防衛しましょう

「気持ちが沈んだ状態をなんとかしたい」
「人間関係・仕事関係でメンタルがボロボロ」
「不眠が続いて生活に支障が出て困っている」

もやもやとした気持ちや、自分ではコントロールしきれない現状を何とかしたいと思いの方にとって頼み綱である『メンタルクリニック』
高いお金をかけ、長い待ち時間を我慢して通ったはいいものの、薬を処方されるだけだったり、改善の兆しが見えなかったりで悩んだ経験はありませんか?
(私も初めてお世話になったメンタルクリニックでは「診断5分以下でとにかく薬を渡されるだけ」をされ首をかしげた記憶があります)

本記事でご紹介する『医者の9割はうつを治せない』は受診者がメンタルクリニックに対する疑問に答えてくれる本です。

うつは、薬だけでは治らない。
だからといって、薬を止めれば治るというわけでもない。

ー……じゃあ、うつってどうしたら治るの?

 

筆者である千村晃先生(薬を極力使わないメンタルクリニック・千村クリニックの院長)が同業種だからこそ語れる内容は
うつ病および、メンタルクリニックへの印象が様々な意味で変わる内容となっています。

また、誤解されがちな、うつ病に関する知識が学べるのでメンタルに関して学習したい方にもオススメ。
会話形式で書かれているため、メンタル学習初心者・気持ちが疲れていてもサクッと読めるところも魅力ですよ!

 

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「医者の9割はうつを治せない」の内容と読んだ感想をまとめてみた

本書の冒頭では「なぜ、専門知識を持っているプロの医者でもうつを治せないのか?」についてが語られた後に
「現在のメンタル医療の現場では、本来あるべき治療(患者がうつになった根源を探し、向き合う)が行われていない」件が語られています。

「患者側に知識がないと、不明確な治療に翻弄され、お金や時間を無駄にしてしまう」
という文章が個人的にかなりパンチが効いたのか、そのまま一気読みしてしまったのはここだけの話。

メイン部分では、

  • 薬だけ飲んでもうつは治らない
  • 間違いだらけのうつ病治療について
  • うつとは結局、何なのか?

という3カテゴリに分かれた構成となっています。

 

個人的に印象に残った部分は以下のとおり。

ーーーーーーーーーー

患者に「私、うつなんでしょうか?」と言われた際、医者側は否定材料がない・否定してトラブルにしたくないため
『客観的に病気の原因を追求する』より、『患者の希望(診断書が欲しいなど)』を優先してしまう傾向が多い。
(再び、うつの症状が来た時も同じ理由で安易に「再発ですね」と診断されることが多いとのこと)

 

薬はあくまで症状を緩和するもので、完治には患者自身の『うつになった原因』を調べる必要がある。
しかし、医者側は患者側の「薬がなくなったら怖い」→「不安を取り除きたい」の方を優先してしまうケースが多い。
結果として、どんどん強い薬が処方されていってしまうだけに。
(薬を処方されるだけでは、いつまでたっても改善されない)
不眠症に関しても、「不眠の原因は何か?」が判明しなければ脱・睡眠薬に繋がらない。

 

うつを治すには問題の除去が不可欠。
場合によっては薬以上の効果を発する。
原因である環境・人付き合い・きっかけを模索し、悪環境があるなら離れることが大切。
(本来はそれを一緒に模索するのがメンタルクリニックの仕事だが、しないところが多い現状)

 

「うつ病の時に大きな決断をするな」は逆。
その決断をすることによって、うつの原因が改善されるケースもあるので、『うつ時の決断』は悪ではない
医者に言われがちな「大事な決断はうつが治ってから」は鵜呑みにしてはいけない

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他にも、メンタルクリニック事情・うつを改善して行くプロセスが多数書かれているため
『病院を変えるタイミング』
『医者との付き合い方』
『うつになった時の自分との向き合い方』
『薬との付き合い方』

が得られる内容だと感じました。

自分が過去に通ってたメンタルクリニックの治療法は『原因を調べずに、とりあえずと薬を処方する方法』だったんだなと知って、当時のモヤモヤ感に合点がいった次第です。
(新卒で入った会社に勤めていた際、色々あってメンタルクリニックのお世話になったのですが、気持ちの変化が訪れたきっかけは、この本で言う決断をして環境を変えた(転職をした)からだったんですよね…)

よく、不動産売買は知識がないとぼったくられる~みたいな文面を聞きますがメンタル系も同じなんだな…としみじみ。

現在、メンタルクリニックに通っていて疑問符が浮かんでいる方は、本書を読みながら「これから先、どうするべきか?」を考えるのもありかと思います。
むしろ私はメンタルクリニックに通っている時にこの本に出会いたかった……!!

今のところメンタルには困っていないな…な方も「あれ、これってうつ?」と思った際の相棒になることがたっぷり書かれているため、自己防衛本としても推したい1冊でした。
(ただ、劣等感や自己肯定系については、あまり書かれていなかったのでそっちに関しては別の本の方がいいかもです)

 

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「医者の9割はうつを治せない」は紙媒体のみでの販売となります。

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